暗夜王国を統べる者 マークス
暗夜王国を統べる者 マークス |
セリフ | 新しき王として…この国を正しく導いていくことを誓おう。 |
---|
収録 | 閃駆ノ騎影 | B06-051SR | Illust | 鈴木理華 |
---|
出撃コスト | 5 | CCコスト | 4 | 兵種 | 上級職 | 暗夜王 |
---|
戦闘力 | 70 | 支援力 | 20 | 射程 | 1 | アイコン | 暗夜/男/剣 |
---|
スキル | [竜脈]神風 | 起動型 |
---|
【自分のオーブを1つ表向きにする】ターン終了まで、すべての味方は射程に関係なく敵を攻撃することができる。 |
スキル | 一騎討ちの舞台 | 常時型 |
---|
自分のオーブが1つ以上表向きの場合、このユニットと相手の主人公の戦闘力は+30される。 |
スキル | 竜の鼓動 | 特殊型 |
---|
自分の表向きのオーブ1つにつき、手札にあるこのカードのクラスチェンジコストは1だけ小さくなる。ただし、クラスチェンジコストは1より小さくならない。 |
考察
他のマークスと異なりロード相当の支援力20になり、獣馬タイプを持たない。
竜脈スキルは、他と競合しにくいコストのみを払う割にはかなり強力な効果を持つ。
後衛から敵後衛を攻撃することすら可能となるので、適度なユニット数があれば暗黒の聖騎士 マークス並みの勢いで戦場を蹂躙できる。
ただし他の竜脈持ちと比べても一段重いユニットなので、戦場に出る頃にはオーブが減っていることが多く、何かしら意識しないと使用可能な回数が少なくなりやすい。
竜脈によって『一騎討ちの舞台』が整うが、戦闘力+30という大きな効果を自身と共に相手主人公にも与えてしまう。
相手主人公が十分な戦闘力を持つ場合、まさにこのユニットと相手主人公の一騎討ちの状態が生まれる。
このユニットが主人公なら、どちらも主人公以外が主人公を撃破するのが困難になるので、十分な戦闘力を持つユニットで主人公に総攻撃をかける動きを封じ込めることができ、それを得意とするデッキに対して大きく有利になる。
とはいえ、漠然と使うのでは相性の良い相手以外には不利になりかねない。美しき死神 カミラや闇を打ち破る光 リンダ、荒ぶる女子力 シャーロッテなどの一騎討ちに割り込める戦闘力を持つカードを採用して数的優位を得たり、『踊り』などで主人公の攻撃回数を増やしたり、氷のメイド フローラなどで相手主人公の攻撃を確実に凌いだりと、主人公同士の戦いで優位をとる工夫をしていきたい。
『神風』と併用しているターンであれば、他の味方は適当な敵を狙うことができるので味方の攻撃を腐らせにくい。
また、まだ表のオーブがない場合は相手主人公への攻撃を済ませてから有効化するという手もある。
逆に『神風』を使ってから表向きのオーブを無くし、強化されていない主人公を総攻撃するのもありである。
「戦闘力80以上の敵」がいることをスキルの前提とする霧の妖婦 ロキ・地を薙ぐ炎剣 レーヴァテイン・ムスペル王 スルトとは明確なコンボが成立する。
特に、『一騎討ちの舞台』が有効なままでも問題なく集中攻撃できるようになる霧の妖婦 ロキ、主人公の確定撃破に繋げられるムスペル王 スルトの影響力は抜群。
また、相手の戦闘力が50以上ならば、霧の妖婦 ロキの存在により、本来範囲が狭い夢を司る神 フロージのロックに繋げることも可能。
ただし、逆に相手がこれらのカードを使ってくる場合は厄介である。
特に霧の妖婦 ロキには単に効果を帳消しにされるどころか戦闘力40にされる可能性があり、致命的。
さらに表のオーブに応じてクラスチェンジコストを軽減するスキルも持つ。
しかし自身の竜脈で達成するのではあまり意味がないので、他のカードで表にするのが前提となるだろう。
特に主人公として使った場合、相手の攻め手を大きく遅らせるこのユニットでいち早く戦えるのは大きい。
ただ、軽減すればするほど竜脈スキルが使えなくなり、せっかく戦場に出たこのユニットの価値が下がってしまうので、できれば1枚だけで済ませておいたほうがいいだろう。
この2つのスキルの関係から、自発的にオーブ交換ができる美装の執事 フォレオや金色の笑顔 シャロンとは相性が良い。このユニットにクラスチェンジするために表向きにしたオーブを再び裏にして、竜脈の準備を整えることができる。
竜脈系に共通して言えることだが、オーブを強制的に奪われる場合に備えてオーブの追加ができるスキルもあると安全。
- 『一騎討ちの舞台』の対象は「このユニット」と「相手の主人公」であり、マークスが主人公でないなら自分の主人公の戦闘力は上がらない。
- 「射程に関係なく敵を攻撃することができる」とあるが、射程-しか持たない味方はこの効果を受けても敵を攻撃できない。
攻撃対象の敵を自由に選択することができるようになるだけで、「射程-しか持たないユニットは攻撃ユニットとして選ぶことができない」というルールまでは無効にできない模様。
- 発売時点での総合ルールでは前述のルールが存在せず、射程-であることは攻撃対象を選ぶ際にしか影響しなかったので、射程-でも自由に攻撃できると解釈できる内容だったが、後にこの裁定がQ&Aに追加され、追って総合ルールが更新された。
- 「暗夜王」はサイファオリジナルのクラス。
クラス名がカタカナで統一されている暗夜にあって漢字のクラス名というのは浮いている気もするが、白夜王や透魔王と表記を合わせたかったのだろうか。
父と同じダークロードでもいいように思われるが、ダークロードは斧のみを扱うクラスなのでジークフリートを持たせられないことが問題だったのか、あるいはマークスに専用のクラスを与えたかったためか。
- ゲームでも、後にリョウマの白夜王共々『ファイアーエムブレム無双』においてマークスの上級職として採用され、そちらの方も覇道の騎士王 マークスとしてサイファに参戦した。
- このカードを含む6弾の暗夜きょうだい4枚と、7弾に登場する白夜きょうだい4枚のイラストとで、計8枚ものカードを用いた巨大な一つの繋ぎ絵となる。
関連ページ
スポンサーリンク