ムスペル王 スルト
ムスペル王 スルト |
セリフ | 炎に弱き者どもよ、力に脆き者どもよ、平伏せよ。 我はスルト。我は王なり! |
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収録 | 炎と鋼と想と哀と | B13-097HN | Illust | チェロキー |
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出撃コスト | 5 | CCコスト | - | 兵種 | 下級職 | オーバーロード |
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戦闘力 | 80 | 支援力 | 0 | 射程 | 1 | アイコン | 男/斧/アーマー |
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スキル | シンモラ | 起動型 |
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[1ターンに1回]【[リバース1]】戦闘力が30以下のすべての敵を撃破する。 |
スキル | 王はただ一人 | 起動型 |
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[1ターンに1回]【[リバース3]】戦闘力が80以上の敵を1体選び、撃破する。 |
スキル | ムスペルの炎 | 常時型 |
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このユニットは出撃コストが2以下の敵の攻撃で撃破されない。 |
考察
非常に重いカードだが、複数の撃破スキルを持つ。どちらのスキルもアクションが不要であるため、戦闘力80での攻撃も同時にこなせる。
『シンモラ』は、リバース1で戦闘力30以下の敵をすべて撃破する。
出撃コスト5というのもあって大分状況を選ぶが、コストが軽いため、対象が1体だけでも十分使っていける。
対して『王はただ一人』は、リバース3で戦闘力80以上の敵を1体撃破するという対照的な性能。
いくら戦闘力80以上という対処しにくい敵を狙えるとはいえ、限定的な対象のわりにリバース3は重い。
しかし特筆すべき点として「主人公以外の敵」という指定がなく、しかもこれまでの類似スキルと異なりコストさえ払えば確実に撃破できる。
出撃してリバースを支払うだけで、戦闘力80以上であれば問答無用で撃破し、相手のオーブが0ならトドメすら狙う事が可能と言うのは驚異的。
なお、『シンモラ』も主人公を撃破できるが、あまり有効に使えることはないだろう。
『ムスペルの炎』は『女神の加護』相当のスキル。
『女神の加護』ではないので女神宿りし乙女 ミカヤに無効化されないという微妙な差がある。
- 霧の妖婦 ロキや地を薙ぐ炎剣 レーヴァテインなど、ムスペル王国に属するキャラクターの高コストカード皆、『戦闘力が80以上の敵』に対して効果を発揮するスキルを持っている。
- 暗夜王国を統べる者 マークス等で無理やり戦闘力80以上に上げてスキルの対象にする、と言うコンボが可能。
逆に、相手の暗夜王国を統べる者 マークスも格好の的だが、対象にできる時は必ずオーブが1つ以上あるのでトドメは狙えず、オーブが1つの時に使って強化を強制解除させて追い込む布石にするというのが有効な使い方になる。
『ヒーローズ』第二部では、マークスはヴェロニカに従ってムスペル王国に協力するが、後に決裂して敵対するため、偶然か意図的かは不明だがそのストーリーに非常に合っている。
- 『シンモラ』で撃破するために主人公の戦闘力を30以下にするのは、主人公の戦闘力を下げる手段がダークネス・プリンス レオンや霧の妖婦 ロキといったものしかないため、理論上可能ではあるが狙える状況はかなり少ない。
成立する例としては、常時型スキルで戦闘力が+40以上されている主人公を霧の妖婦 ロキで弱体化させた後でその常時型スキルの効果を解除する、などになる。
この場合、途中で戦闘力80以上になっているため、『王はただ一人』と『シンモラ』の両方で撃破するということもできる。
ここでも暗夜王国を統べる者 マークスが大いに貢献するが、それでも必要なカードはかなり多くなるので、有利な状況からのとどめの一撃としてありえる程度だろう。
- 戦闘力80以上の主人公を使う側にとっては、オーブ0の状況がこれまで以上に危険となる。
このカードがシンボルなしと言う事もあって、出撃コスト5・リバース3が有れば、どのようなデッキからでも飛び出してくる可能性があり、何枚回避札を握っていようとトドメを刺されてしまう。
このカードが環境に多い時は、なるべくオーブを1枚以上保つプレイングを心がける必要があるだろう。
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