霧の妖婦 ロキ

霧の妖婦 ロキ
セリフうふふ。あなたは私がたっぷりかわいがってあげる…
収録炎と鋼と想と哀とB13-093HNIllustとよた瑣織
出撃コスト3CCコスト-兵種下級職プリースト
戦闘力50支援力20射程2アイコン女/杖
スキル逝かせてあげるわ起動型
戦闘力が80以上の敵を1体選ぶ。ターン終了まで、その敵の戦闘力は-10される。
スキル悪戯な毒霧起動型
【[アクション],[リバース2]】相手の手札が5枚以上の場合、相手のオーブを1つ選び、退避エリアに置かせる。相手は自分の手札を1枚選び、オーブに追加してもよい。

考察

『逝かせてあげるわ』はノーコストの起動型スキルでありながら回数制限がないため、たとえ戦闘力が200の敵がいたとしてもすべて戦闘力70まで下げることが可能。
ただしあくまで攻撃が通りやすくなるだけで、敵からの攻撃は凌げない。
また、このユニット自身は戦闘力50であり生き残ることは望みにくく、発動したターンにできるだけ多く敵を撃破したい。
対象となる敵がいればどのようなデッキでも一定の効果は発揮するが、こちらの戦闘力が60以下では70に落としても撃破しにくく、逆に高いと、このスキルを必要とする敵が少なくなる。
そのため、戦闘力70~80ぐらいのユニットを多く並べる、もしくはその戦闘力帯のユニットが複数回攻撃するデッキで、特に有効である。

相手ターンまで持続する凱歌系スキルに対した場合、場合によっては凄まじい効果になることもある。
小粒で+30しても70以下となる敵には無意味だが、大きめのユニットが並んでいる場合は凄まじい勢いで下げることができる。

『悪戯な毒霧』は、オーブを除去する代わりに手札からオーブを追加させるため、オーブから手札に加わるはずだったカードを失わせる特殊なハンデスと言える。
ランダムに手札を1枚減らす手段として見るには重いが、伝説の軍師 ルフレ(女)究極の聖女 ジェニーなどで任意に選んで追加したオーブを手札に加えさせない、というのが最大の使い道と言えるだろう。

出撃コストやスキルのコスト、シンボルの有無など色々と違いはあるが、似たような内容でオーブの追加自体がない幸せな夢と共に カタリナには大分見劣りする。
オーブの追加を禁止する鏖殺の魔女 スラシルを出しておくと、こちらも一方的にオーブを除去するスキルとして使うことができる。

どちらも特定のカードに対するメタの要素が強いスキルであり、スキルを使えない時の使い道に乏しい性能であるため、環境によって強さが極端に変わるカードと言える。
登場当時は戦闘力80を大きく上回るケースはかなり希少だったが、第18弾の炎をその身に宿せし者 ベレトを皮切りに最後期の環境では主人公が戦闘力100を超えるケースがありふれるようになり、全体強化で戦闘力80が並ぶといったことも増えたため、『逝かせてあげるわ』が汎用性・爆発力の両面で大きく地位を高めた。
一方で『悪戯な毒霧』に関しては良くも悪くも目立った変化はない。

  • 他のムスペル王国の高コストユニット同様、敵の戦闘力をアップさせるスキルとは相性が良く、どんなに戦闘力を上げてしまっても自分ターン中は70にまで落とすことができる。
    また、敵味方問わず暗夜王国を統べる者 マークスの『一騎討ちの舞台』が有効な状況で、そのスキルの対象を70に戻した上、さらに表向きのオーブを除去して(味方なら他のカードで裏向きに戻すなどして)『一騎討ちの舞台』を無効にすると、戦闘力40にまで落とす事ができる。

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