導きの風 レヴィン
導きの風 レヴィン |
セリフ | 風の聖戦士は、世界を暖かい方向へ導くもの… それこそ、私の望む生き方だ。 |
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収録 | 閃駆ノ騎影 | B06-033SR | Illust | п猫R |
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出撃コスト | 4 | CCコスト | 3 | 兵種 | 上級職 | セイジ |
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戦闘力 | 60 | 支援力 | 20 | 射程 | 1-2 | アイコン | 聖戦旗/男/魔法 |
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スキル | [CCS]風魔法 フォルセティ | 常時型 |
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自分のターン中、すべての味方に<飛行>が追加される。([CCS]はこのユニットがクラスチェンジしていなければ有効にならない) |
スキル | 風の申し子 | 常時型 |
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すべての<飛行>の味方は『天空の運び手』を得る。(『天空の運び手』[起動型]【[アクション]】他の味方を1体選び、移動させる。) |
スキル | シレジアの王子 | 常時型 |
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自分のターン中、他の<飛行>の味方1体につき、このユニットの戦闘力は+10される。 |
考察
『風魔法 フォルセティ』はCCSだが、すべての味方ユニットに飛行タイプを追加するほかに類を見ないスキル。
さらにその全員に『天空の運び手』を与え、自身もパワーアップを果たすことができる。
このため、灼赤の将姫 ミネルバや神使親衛隊の隊長 シグルーンのような飛行ユニットを並べて攻撃するようなユニットと相性がよい。
また、特に『天空の運び手』や類似の移動スキルに乏しい光の剣や暗夜の補助になる。
飛行サポートの代表格であるプリンセス ミネルバとはある程度相性は良いが、相手のターンまで恩恵が受けられない点が難儀なところである。
数に依存したパワーアップ、アタッカーばかりでは『天空の運び手』が使えないことから、飛行デッキと同じように「小型ユニットを大量に展開する」ことが前提となりやすい。
相手ターンでのパワーアップがないのでプリンセス ミネルバほど極端ではないが、似たような弱点を抱えていると言える。
非主人公でCCSを考慮せず使う場合、コスト4という点から運命の聖女 ディアドラなどのアドバンテージを取れるカードが比較対象となるので厳しいが、比較的手軽に戦闘力70以上の攻撃ができる射程2ユニットという点は魅力となる。
『天空の運び手』持ちが不足している暗夜と組むと、『風の申し子』のメリットも大きい。
味方の数で支援いらずの戦闘力を発揮し、さらに『天空の運び手』という役割を与えられることから、主人公として異形の兵士 屍兵と相性のいいカードの一つである。
- 「味方」とは戦場に出ているユニットのみを指すので、支援エリアや手札などにあるカードに飛行は追加されない。
このため、有効なものは意外と限られてくるので、間違えないように注意が必要。
例を挙げると、『天馬の叫び』が常に発動する、誰にでも『援軍』が使える、といったことにはならず、逆に『飛竜の叫び』は戦場を参照するためにセルジュ以外の全員に(自分のターンだけだが)恩恵がある。
- 出撃したその瞬間から飛行を持っているものとして扱われ、「飛行のユニットが出撃した」ことを誘発条件とするスキルはちゃんと誘発する。
これにより、またまたファルコン! エマや真白き天馬騎士 シグルーンがあらゆるユニットの出撃でパワーアップする。
一方で、敵の義賊×乙女 エポニーヌの適用範囲まで広がってしまう。自分のターンのみ有効なこの効果がデメリットになる珍しいケースとなる。
- 『手製の手槍』で槍と射程1-2を追加して、戦闘力の高い前衛で相手の後衛ユニットを蹂躙するといったことも可能になる。
- またこれにより、あらゆるユニットに『恩寵の槍』を与えることができるようになる。
- 『速さの叫び』と組み合わせると、前衛ユニットが撃破しては逃げ、撃破しては逃げ...といったこともできる。
この状態なら、撃破前提だが、『天空の運び手』を使わなくても自分の陣形を好き放題に動かせる。
- 天馬騎士の国シレジアの王子という部分が反映されたカードデザインで、飛行の追加は原作で縁深い氷雪の翔騎 フュリーや空に舞う英雄 マーニャのサポートになる……のだが、同時に天空の運び手を与えるので、彼女らのコストに適した「不要なユニット」が出にくくなってしまうという点では噛み合っていない。
彼女らを差し置いて無関係のまたまたファルコン! エマの方が同弾の中では素直に相性が良いという、何だか複雑な状態である。
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