プリンセス ミネルバ
プリンセス ミネルバ |
セリフ | 私が兄を倒します。余人ではなく、私自身の手で。 |
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収録 | 英雄たちの戦刃 | B01-030R | Illust | 島崎麻里 |
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出撃コスト | 4 | CCコスト | 3 | 兵種 | 上級職 | ドラゴンナイト |
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戦闘力 | 50 | 支援力 | 30 | 射程 | 1 | アイコン | 光の剣/女/斧/飛行/竜 |
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スキル | 飛竜の鞭 | 常時型 |
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他の<飛行>の味方1体につき、このユニットの戦闘力は+10される。 |
スキル | アイオテの盾 | 常時型 |
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すべての敵は『飛行特効』を失い、新たに得ることもできない。([常時型]はこのカードがユニットとして戦場にいる間だけ有効になる) |
考察
飛行ユニットの天敵である飛行特効を封じ込め、飛行ユニットの数に応じて強化されるという、飛行デッキの主人公になるために生まれたようなカード。
小型の飛行ユニットを大量展開し、ひたすらこのユニットを強化して前衛を任せることで最大限の力を発揮する。
常時戦闘力100以上をキープして戦うような真似は、他のユニットではなかなかできるものではない。
ただし、当然ながら竜特効系のスキルまでは無効化できないのでそれらには要注意。
『ファルシオン』くらいなら難なく耐え切れることも多いが、『神剣 ファルシオン』や『夜刀神・終夜』にもなるとさすがに厳しい。
また、そもそも飛行特効に耐性を得ても、飛行ユニットは原則的に戦闘力が後衛ユニット相当で、打たれ弱い存在である。
素直に周りから撃破されていっては持ち前の戦闘力も台無しなので、極力後衛に詰め込んで撃破されづらくしてこのユニットだけで前衛を支えるのが得策となるが、飛行ユニットは基本的に後衛にはあまり向いていない。
デフォルトで射程2を持つものもいるが、それらは大抵後衛から前衛を倒すには戦闘力不足である。
射程を付加できる完璧なる天馬騎士 ティアモやパーフェクト・ジーニアス ティアモ(こちらは槍かつ後衛限定)で攻撃できるようにしたり、攻撃性能の高いユニットを『天空の運び手』などの移動スキルで後衛→前衛→後衛と往復させる、といったサポートが必要になってくる。
構造的な弱点として、第一に、敵移動スキル、特に前衛を移動させられるスキルには非常に弱い。
前衛が主人公のこのユニット単騎という形が基本なので容易に陣形を崩壊させられてしまい、戦闘力の低さゆえにそのまま一気に撃破されやすい。
第二に、このカードは「戦闘力が高いだけ」であること。
無尽蔵に高くなるのは十分に強みだが、そこに味方を維持する必要があることや飛行デッキの対応力の低さが合わさると、上手く陣形を構築できているのにカードアドバンテージを稼ぐ能力も相手への妨害も不足していてジリ貧に陥る、ということが起こりやすい。
- 「プリンセス・ミネルバ」は『暗黒竜と光の剣』および各種リメイクにおいてミネルバが加入する章のタイトル。
- 本来アイオテの盾は兄が持っている装備であり、ミネルバ固有の装備と言えるものは『新暗黒竜』以降に追加されたオートクレールという斧のみである。
アイオテの盾はその兄を倒さないと手に入らないのだが、台詞を見るかぎりは倒す前のようである。
飛行ユニットデッキのキーカードとしてデザインされたがゆえの齟齬と言える。
- カードプールが狭い第1弾時点で登場するには適していないように思えるデザインだが、飛行デッキ前提の心優しき自警団の花 スミアやロザンヌの守護者 セルジュ(特に後者)の存在から、第1弾だけでこのカードを主軸にしたデッキを構築できるようにする意図が垣間見える。
実際にこのカードが猛威を振るったのは戦術的な蓄積の少ない最初期であり、以降は弱点を突かれやすくなったため、早々に登場したのはむしろ正しかったと言えるだろう。
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