狡猾なる竜将 ナーシェン

狡猾なる竜将 ナーシェン
セリフ私は強い…私は賢い…私は美しい…私は正しい…
誰よりも…誰よりもだっ!
おのれ…おのれ…
きさまらごときにっ! きさまらごときにぃぃっ!
収録相剋を越えてB05-048SRIllust山田孝太郎
出撃コスト4CCコスト3兵種上級職ドラゴンマスター
戦闘力60支援力30射程1アイコン神器/男/剣/飛行/竜
スキル権謀術数自動型
【[リバース1]】このユニットが出撃した時、相手の手札の枚数が自分より多い場合、コストを支払うなら、相手は自分の手札を1枚選び、公開してからデッキの1番上に置く。
スキル策士の哄笑常時型
すべての敵と相手の支援カードは支援スキルを失う。

考察

手札の枚数を参照するものの、出撃した瞬間リバース1でデッキトップに置かせるという、事実上のハンデスが低コストで行える強力なスキル。
相手のいらないカードであることも多い支援力30のカードが置かれてしまいがちだが、戦闘力に差があるユニットの攻撃を優先できればさほど問題にはならない。
逆に相手が手放せる支援力30を握っていなければ、支援負けを確実に避けられるチャンスになる可能性もある。
どちらに転ぶかを使用前に判断するのは難しいので、「少しデメリットのあるハンデス」くらいに考えて用いるのが妥当なところだろう。

そして、戦場にいるだけで相手のカードの支援スキルをすべて失わせるという強烈な効果を持つ。
特に支援力Xを使うデッキに対しては、支援性能の大きな損失を引き起こさせられる。
『権謀術数』で手札から防御型の支援スキル持ちを置かれ、能動的に使われることも防げる。
また、支援カードだけでなく戦場のユニットからも支援スキルを奪うので、若き獅子 ロイ等にとっては致命的。

しかし飛行ユニットなので場持ちが期待できないのが難点で、多数派である攻撃型の支援スキルの発動を封じるのは難しい。
また、自身の攻撃に寄与するようなスキルもないので、戦闘での貢献がやや弱く、スキルだけを目当てに出撃させることになりがち。
攻撃の紋章の多い速攻デッキに『策士の哄笑』は非常に有効なのだが、敵の対処に手数を使いたいので出撃している暇がないことが多く、しかも必然的に飛行特効が多いので撃破もされやすい。

なお、少なくともこのユニットへの攻撃での支援スキルは必ず封じられるので、「戦闘力30の弓兵で攻撃し、支援で別の攻撃の紋章持ち弓兵が出た」としても戦闘力80止まりとなり、こちらが支援力30以上であれば耐えることができる。
飛行特効が弱点となるのは避けられないが、弓主体のデッキ相手に対して普通の飛行ユニットよりは耐えられる、という側面もある。
普通の戦闘力60の射程2ユニットで攻撃しても同じなので、上級射程2が弓中心のデッキでなければ後衛にいるだけでも意外と撃破しづらいということはありうる。
しかし、1コストの弓兵でも白夜の弟王子 タクミや、リバース1を払えるなら解放軍の弓兵 ゴードン等でも戦闘力40+30で比較的確実に対処されてしまう場合もある。

  • 支援力Xのカードは元々の支援力が0という扱いなので、『策士の哄笑』が極めて有効。
    • 逆に、支援スキルがデメリットとして設定されている創られし命 リムステラとは、むざむざそのデメリットを打ち消してしまうので致命的に相性が悪い。
  • 7弾の支援スキル拡充を受け、一応メリットしか無かった『策士の哄笑』が味方を邪魔したり一部デッキに対策されたりするようになってきた。
    • 自分が裁きの白狼 ロイドを運用している場合、『黒き因果』の支援スキルコピー能力が失われる。
    • 相手の支援で創られし命 リムステラが出た場合、そのデメリットのみが打ち消され強力な支援力のみが残り、一方的に倒されてしまう可能性が高い。
  • SR+のイラストは、『覇者の剣』においてモルドレッド王に屈辱的な言葉を言われ、逆上して剣を振り下ろそうとしているコマの再現。
    • ちなみに原作のそのコマでの台詞は「足の一本でも奪ってやろうか!!」
  • SR+は『策士の哄笑』のテキストが「すべての敵と…相手の支援カードは…支援スキルを失う!」と台詞のような調子になっている。

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