透魔竜 ハイドラ
透魔竜 ハイドラ |
セリフ | 我は忘れられし神、裏切られし王、埋もれし竜… |
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収録 | 閃駆ノ騎影 | B06-097SR | Illust | 田口幹浩/クラウドゲート株式会社 |
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出撃コスト | 6 | CCコスト | - | 兵種 | 固定職 | 神祖竜 |
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戦闘力 | 0 | 支援力 | 0 | 射程 | - | アイコン | 暗夜/男/竜石/竜 |
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スキル | 竜の器 | 特殊型 |
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味方に『ハイドラ』がいない場合、味方の『ガロン』か『ギュンター』をこのカードにレベルアップさせることができる。 |
スキル | 蘇る透魔竜 | 常時型 |
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自分の絆カードが4枚以上裏向きの場合、このユニットの戦闘力は+80され、このユニットに射程1-2が追加される。 |
スキル | 黒き太陽 | 起動型 |
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[1ターンに1回]【自分の裏向きの絆カードを1枚退避エリアに置く】主人公以外の敵を1体選び、撃破する。このユニットがレベルアップしている場合、このスキルは[1ターンに1回]を失う。 |
考察
そのままだと全くの無力なユニットだが、条件を満たすことで戦闘力80、射程1-2のユニットになる。
永続的な性能としてはトップクラスではあるが、出撃コスト6・支援力0という数値も鑑みれば標準程度といったところだろう。
元々リバースを多用するデッキであれば、出撃可能な段階で条件を満たすことは難しくはない。
独自の強みと言えるのは『黒き太陽』だろう。
マムクート・プリンセス チキを運用する、効率よく手札を増やすスキルを連発するなどして絆カードが過剰に増えた状態なら事実上のノーコストで敵を撃破できる。
そもそも6枚以上あるなら並のデッキではその時点で十分ということが多く、自身の戦闘力を失わせてしまう場合にだけ注意すれば、使うこと自体は容易いだろう。
そのような状況では、絆カードを退避エリアに置くための手段としても役に立つことが多い。
レベルアップすることで無制限に撃てるようになる。
上記のように絆が過剰な状態ならあっという間に敵を壊滅させられるだろう。
ガロンかギュンターからレベルアップできるので、コスト6同士でレベルアップを狙う必要はない。
特にギュンターは支援力20で性能も汎用性が高く、一度にレベルアップさせるのは厳しいが併用してチャンスを伺うだけなら無理なくできる。
遺された姫 エリンシアなどで成長させればより手軽だが、その場合このカードを最低でも2枚は採用しておいて、退避エリアに確保しなければならない。
ガロンの場合、暴虐の暗夜王 ガロンは同じく支援力0であり、そもそもスキルによる役割が被っているので、併用するより暴虐の暗夜王 ガロンを上手く使うべきだろう。
一方でコスト1の気高き暗夜王 ガロンであればコスト7と比較的軽く済み、支援力も攻撃の紋章持ちなので悪くない。
レベルアップを積極的に狙うならこの組み合わせになるだろう。
他のユニットが出せない程度に出撃コストを圧迫しても、手数の差はスキルで挽回できるのでそれほど問題はない。
ただいかんせん支援力0・出撃コスト6に加え、制圧力を完全なものにするにはレベルアップ状態にしなければならないという目立つ弱点がある。
それだけの条件を満たしても、戦闘力が高いのみで耐性は特になく神速回避が困難なので、必殺攻撃などであっさり撃破されてしまいやすく、継続的な制圧が難しい。
レベルアップは諦めるのが無難と言えるが、その場合、元々の重さに見合うほどの性能のユニットと言えるかは微妙なところである。
戦闘力80とカード消費のない撃破スキルを持つという点で、支援力20で様々なメリットを持つ昏き闇竜の神子 カムイ(女)の存在も壁になるが、あちらはデッキの暗夜率が高くないと使いにくく、また射程1-2は特有の利点になり、1ターンで後衛の敵2体を撃破できるという性能は評価できる。
終盤の然るべき場面で手札に加えたいが採用枚数は減らしたいカードなので、退避エリアからの回収に長けたデッキなら検討の余地はあるだろう。
- 『叱咤激励』と上手く合わせれば戦闘力140にまで上げることができる。
紅蓮の将姫 ヒノカのクラスチェンジ、そして裏の絆が1枚以下、かつ『叱咤激励』を使用後にスキルなどで裏向きの絆を4枚まで増やす必要がある。
- 変幻自在 チェイニーでコピーすると、条件を満たした場合には戦闘力110まで上がる上に射程もつく。
これだけの戦闘力ならリバース2に見合うだけの効力と言えなくはなく、リバースすることでハイドラ側の条件を満たすので、コピーの動きがそのままスキル有効化にもなっている。
またチェイニーも黒き太陽が使用可能になるので、レベルアップしなくても2回使えることになる。
ただ、支援10と0がそれぞれ入ることになる上、一気に出撃する場合9コストかかる。
- 透魔王のように撃破耐性は持っておらず、さらに竜石も持っているので竜系のメタにはかなり弱くなっている。
- 「神祖竜」というクラス名はサイファオリジナルで、原作では称号の「透魔竜」がクラスの名前であった。
- コスト1ガロンが存在するので、なんとこのユニットを主人公として運用することも可能である。
主人公としては遅すぎるコスト6、竜メタに弱くなる、あくまでユニット名はハイドラなのでハイドラに変化した時点でガロンのカードは神速回避に使えなくなる、繋ぎとして不可欠な暴虐の暗夜王 ガロンとあわせて支援力0が大量に入ることになる、といった欠点が山積みではあるが、大きな問題であるレベルアップ要員を揃える難度や場持ちの不安については解消される。
戦場に立った後は非常に強力なのは間違いないので、多大なデメリットに対してある程度釣り合う価値はあると言えるだろう。
また、上位形態である異形神 ハイドラの登場も現実的に狙えるようになる。
- この場合、レベルアップした後にはガロンがその横に出撃するという少々おかしな状況も生まれる。
一度ハイドラになったらガロンに戻ることはできないので、手札で余れば必然的にそうなるだろう。
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