それぞれの道へ アル

それぞれの道へ アル
セリフ約束するよ。二度と絶望など生み出さないことを。
二度と力を奪いあわないことを。
収録英雄たちの凱歌B22-107RIllust山田孝太郎
出撃コスト5CCコスト4兵種上級職ドラゴンロード
戦闘力70支援力20射程1アイコン神器/男/剣
スキル真の力常時型
このユニットの戦闘力は+30される。
スキル覇者の剣の返還自動型
相手のターン終了時、このユニットが戦場を離れるまで、このユニットは『真の力』を失う。
スキル炎は全てを焼き、新しいものを生み出す起動型
[1ターンに1回]【[リバース2]】このユニットが『真の力』を持たない場合、自分のデッキの1番上のカードを公開して、出撃させる。

考察

それぞれで得る効果自体は単純だが、異色のギミックを伴ったカード。

最初の相手ターンまでは『真の力』で常時戦闘力100のバニラとなる。
出撃コスト6・支援力10のガリア王 カイネギス無双なる獅子戦士 ソーンと互角なので、頭一つ抜けているのは間違いない。

相手ターン終了時に『覇者の剣の返還』が行われただの戦闘力70になるが、そうすると『炎は全てを焼き、新しいものを生み出す』が使用可能になる。
言わば先払いの烈火を継ぐ勇者 エリウッドといったところ。
不発した場合の痛手はあちらの比ではないので、基本的にデッキトップの確認・操作との併用は必須と考えるべきだろう。
神器の重いカードである以上、そうすること自体は難しくない。
主人公としても、碧き覇者 アルもデッキトップ操作が欲しいカードなので自然に組み合わせられる。

『炎は全てを焼き、新しいものを生み出す』状態を主眼に置くなら烈火を継ぐ勇者 エリウッドを使えばいい話であり、戦場に出て即座に使えないことも難点になるので、『真の力』状態を利点として考えるべきだろう。

  • 運用的には「出撃した時に発動する相手ターンまでの戦闘力強化スキル」と「出撃ターンには使えない起動型スキル」を持っているのと同じで、そこまで特殊なユニットと言う訳ではない。
    回りくどい形になっているのは、ストーリー再現を重視しての事だろう。
  • 「それぞれの道へ」は最終話のタイトル。
    前話で覇者の剣の『真の力』を引き出して、始祖竜の力を取り込んだアウダモーゼを完全に打ち倒したアルだが、そのまま飲み込まれて異空間に取り残される。その中で、役目を果たした覇者の剣を引用された台詞と共に還したところでシーンが終わり、アルの去就は不明となったままエピローグが始まる。
    『炎は全てを焼き、新しいものを生み出す』は劇中で何度も引用される言い伝えめいた言葉で、第1話で養父マグゥが口にするのに始まり、ゼフィールアトスなど様々な人物がこの言葉を口にする。

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