閉ざされし皇姫 ヴェロニカ - ファイアーエムブレムサイファ Wiki

閉ざされし皇姫 ヴェロニカ

考察

ユニットを出撃させるスキルに対してのメタカード。
手札誘発という対処困難な方法で発動し、出撃させるだけで敵１体を行動済みにすることができる。
ノーコストで攻撃の機会を１回奪えるので単純にアドバンテージと言え、同時に相手の計算を大きく狂わせることもできる。

行動済みにする敵は、スキルで出撃したユニットと関係なく自由に選べるので、低コストユニットを出撃させただけで主人公が攻撃できなくなってしまった、ということが起こり得る。
自身の攻撃が重要となるタイプの主人公にとっては非常に辛いスキルである。

未行動にならない効果が付属するため、金毛の妖娘 キヌなどの開始フェイズに出撃させるスキルに反応させて、すでに戦場にいる未行動になる前の敵を選んでも行動を封じることができる。
セイクリッドアイドル 織部 つばさを使うターンに他の味方を行動済みにされると、２回分の攻撃を抑えられてしまう。

戦闘力50なのでユニットとしてはいささか半端だが、戦場で使えるスキルとして『エリヴァーガル』がある。
同じようなスキルを持つカードに「山の隠者」の後継者 カナスがあるが、このカードはコストがリバースであり戦闘力を下げた敵に自力で攻撃することができるため格段に便利。
主人公には使えないが戦闘力+30の『オーラ』と考えれば、戦場でも十分優秀。
他の味方も恩恵を受けられるという点ではさらに優れている。
敵のヴェロニカを残しておけば２回目の『死の皇女』は防げるのだが、この性能を鑑みると迂闊に放置してはおけないだろう。

• このカードの存在により、行動フェイズ中にスキルで味方を出撃させる際、出撃するユニットより強いユニットの行動はできるだけ済ませておくのが常道となる。
  氷のメイド フローラと違い、手札さえあれば出てくる可能性があるのでほぼ常時警戒しなければならない。

関連ページ

• 「山の隠者」の後継者 カナス