覇者への妄執 ベルクト

覇者への妄執 ベルクト
セリフドーマよ、神よ……俺に力を!! すべてを壊す力を!!
いかなる対価でももってゆくがいい!!!
収録響地轟轟B09-046RIllustあおじ
出撃コスト5CCコスト3兵種最上級職ゴールドナイト
戦闘力70支援力10射程1アイコン光の剣/男/槍/獣馬
スキルクリムヒルド起動型
[1ターンに1回]【未行動の他の味方を1体撃破する】次の相手のターン終了まで、このユニットの戦闘力は+10され、このユニットに射程1-3が追加される。
スキル力の代償常時型
このユニットが神速回避する場合、自分の手札から『ベルクト』を1枚退避エリアに置く代わりに自分の手札をすべて退避エリアに置いてもよい。

考察

味方1体を生贄に、戦闘力80と射程1-3を得る。
射程1-3は後衛にいないと射程1-2と同義なので活用できるシチュエーションがやや狭まるが、1-2として扱うのもよし、対処しづらい後衛として運用するもよしといったところか。
運用の仕方は暗黒皇帝 ハーディンに通じるが、良くも悪くも使いやすい方向にまとまっている。
ただし撃破するユニットが未行動のものに限られているので、出撃した時点で仕事が終わるユニットや射程1で攻撃が届かなくなりがちなユニットが生贄に向いている。

もう1つは、神速回避のコストを代替するという珍しいスキル。
手札を全て捨てるのはかなり厳しいが、上手く調整できれば、適当なカード1枚をベルクト同然に扱うことができる。
性質上、非主人公の場合に使うのは難しいだろう。
次のターンで引いたカードを手札に残しておくことで、それがベルクトであろうがなかろうが1回の攻撃を凌ぐことができるので、最後の粘りとしてはなかなか侮れない。

  • 当然ではあるが、手札が0枚の時に『力の代償』は適用できない。
  • 『王者の劫渦』でスキルを得たベルン国王 ゼフィールに攻撃されている場合、「自分の手札からベルクトを1枚退避エリアに置く」という処理が「2枚置く」に置き換えられてしまっているため、『力の代償』は適用できない。
  • 『彩造炎舞』と同じく、『力の代償』で神速回避を行うとスキルの効果で手札を退避エリアに置いたことになり、『大魔道士の素質』を誘発させて手札を補充できる。
    1ターンに1回の制限があるものの、実質リバース1で神速回避できる破格のコンボである。
  • 『クリムヒルド』は原作『echoes』においてドーマに支配されたベルクトが所有する武器であり、射程1-3と高い攻撃力が特長である。
    加えて力を得る為に生け贄を捧げている点なども含め、非常に原作を再現したカードであると言える。

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