救国(きゅうこく)聖女(せいじょ) ニーナ [編集]

救国の聖女 ニーナ
セリフマルス、あなたにエムブレムを託します。
「覇者の証」…ファイアーエムブレムを!
収録煌めき幻奏B04-045SRIllustZIS
出撃コスト5CCコスト-兵種固定職アカネイア王女
戦闘力20支援力20射程-アイコン光の剣/女
スキルアカネイアの白薔薇自動型
【[リバース5]】このユニットが出撃したとき、コストを支払うなら、自分の退避エリアから<光の剣>のカードを1枚選び、手札に加える。カードを1枚引く。自分のデッキの1番上のカードを公開して、そのカードを自分の絆エリアに置く。自分のオーブの数が相手より少ない場合、デッキの1番上のカードをオーブに追加する。

考察 [編集]

シンボル限定のライブ、ドロー、絆の増加、条件つきでのオーブの追加、と1回で前代未聞のアドバンテージを獲得するスキル。
しかしそのコストも前代未聞のリバース5で、出撃コスト5で戦闘力20、射程なしとユニットとしての性能も最低クラスとなっている。

オーブの追加は2枚分、それ以外はそれぞれ1枚分として約5枚分のアドバンテージと言えるので、リバース1あたり1枚分のアドバンテージに置き換えると考えれば効率面はかなり優れる。
しかし戦場では基本仕事のないユニットであり、リターンが大きいからと言ってどんなデッキでも入れさえすれば活躍する、といった類のカードとは一線を期しているか。

『アカネイアの白薔薇』を上手く活かすためには、やはり光の剣の主人公、あるいは光の剣を主軸に出来る主人公かつ絆を伸ばしやすいデッキに採用したい。
筆頭はチキ主人公で、『竜人の紋章』や各種チキの絆加速でこのカードのコストを捻出しつつ、打たれ弱い序盤で受けたオーブの損害を立て直しながら光の剣チキを回収して防御に大きく余裕を持ったり、オーバークラスのジェニー上下を揃えて次のターンに更なるオーブ回復を狙ったりとかなり噛み合っている。
使ったリバースも各種上級竜人で手札に還元できるため、このカードを率先して採用したい主人公である。

回収カードは光の剣ユニット限定だが、タリスの王女 シーダアリティアの王子 マルスを回収すれば自身をコストとして有効活用できる。
特に戦場に害をなさない置物である都合上相手にも放置されやすいので、神剣に選ばれし英雄 マルスの条件達成に貢献しやすい点など置物として利点を見いだせるカードを回収しておくと仕事を失いにくい。
なんにでも採用できるわけではないが、噛み合うデッキでは大きく戦術に貢献する一枚だと言えよう。

  • 出撃後はバニラ同然のユニットなので相手としてもやや放置がちになるが、下手に前衛に置いて撃破待ちをすると撃破時効果の的にされる可能性があるので基本は後衛に置いておくのが望ましい。
    前述の通り置物として活用できるカードを入れておくと相手としても無視しにくくなり、再出撃も狙いやすくなる。
  • 処理はカードに記載された順番のとおりに行われる。退避エリアがない、絆エリアに置くために公開したカードが忠義の古強者 ジェイガン、などの場合はその効果のみ不発として続行する(この場合ジェイガンはデッキトップに戻され、条件を満たしていればその後オーブになる)。
  • 出撃フェイズ中に絆カードが増えるが、この増えた絆カードも当然ながらその出撃フェイズ中に利用できる。
    たとえば5枚の時に出撃してスキルで絆カードを増やせた場合、さらに1コストまでの出撃が行える。
  • このカードを能動的に退場させて2回目を狙いつつリバース消費を浮かせられる光の剣ユニットの暗黒皇帝 ハーディンとの相性は抜群。
    原作での関係を踏まえると何とも言えないシナジーである。
  • 回収効果はシンボルを指定している代わりに、同名ユニットも手札に加えられる。
    と言っても、もちろんもう一度スキルの使用を狙う以外の使い道はない。
    使用するタイミングによるが大抵は2回目が非常に遠く、しかも暗黒皇帝 ハーディンの生贄に捧げたり単独前衛にして攻撃を強要させるなりして戦場を離れさせないと2枚目の出撃ができないという問題もあるので、狙うことはごく稀だろう。
  • 珍しく武器アイコンを持たない。
    『紋章の謎』では普通に司祭として登場するのだが、兵種もオリジナルのものになっている。
    台詞からしても『暗黒竜』時代のニーナなのだろうか。一応第4弾の収録は『紋章の謎』名義で他もそちら準拠のカードが主なのだが。

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