未来に向かってレッツゴー! エマ

未来に向かってレッツゴー! エマ
セリフ皆さんとの絆は、永遠に不滅です!
収録プロモーションカードP22-009PRIllustとよた瑣織
出撃コスト3CCコスト2兵種上級職がんばり天馬騎士
戦闘力50支援力30射程1アイコン女/槍/飛行/獣馬
スキルサイコーの仲間たち起動型
[1ターンに1回]【[リバース2]】ターン終了まで、味方の『エマ』と『シェイド』と『ユズ』と『ランド』と『アリス』と『バルジャン』と『ニーヴ』と『ポー』の戦闘力は+20される。
スキル不滅の絆自動型
【[アクション],手札を1枚退避エリアに置く】このユニットが出撃した時、コストを支払うなら、自分の退避エリアから自分の主人公と同じユニット名のカードを1枚選び、手札に加える。

考察

『サイコーの仲間たち』はサイファオリジナルキャラクター専用の全体強化。
ユニット名指定があるわりには2リバースで+20と効率は微妙であり、出撃コスト3・支援力30という点も加味すればそれなりといった程度。
自身も指定しているため自己強化ともなり、最悪自身が戦闘力70になるために使用できるため完全に腐る事がないというのは無視できない利点。
しかしなによりの問題は、そもそもサイファオリジナルキャラクターが多人数を一緒に使う想定をされていないという点。
2リバースと決して軽くないコストを要求されるため複数体の強化を狙いたいのだが、唯一アリスバルジャンの強固なシナジーがあるのみ。
この手の効果と相性のいい1コストで戦闘力50以上を出せるカードも、条件やコストが限定的な鶴翼の剣客 ユズ今日は東に明日は西に ランドだけというのも逆風。
仮に趣味デッキで全員入れたところで、戦場に揃ってくれるかどうかも別の話なので、どうしてもこのカードの戦闘力が欲しい場合に使うくらいのスキルだろう。

『不滅の絆』は主人公限定の麗しき歌姫 リアーネといった感じの回収スキル。
あちらより出撃コストが1高く、回収対象も狭く、特徴的な再利用ギミックにあたるものもないのでこのスキル性能のみを比較するとやや見劣りはする。
しかしこのカードは支援力30・シンボルなしという極めて優秀な基本スペックを持っており、スキルとしての実用性は高いので、デッキの支援力を高められる・そしてなによりあらゆるシンボルで採用できる絆消費無しの主人公回収効果は大きな魅力。
ただし麗しき歌姫 リアーネより出撃コストが上がって3になっており、主人公のクラスチェンジコストが3であることが多いサイファにおいて、クラスチェンジ事故を起こした時の対応としては1手遅れがちでクラスチェンジ事故を軽減できる性質とイマイチ嚙み合わない。
一応繋ぎのCCコストが2であり、メインがCCコスト4の主人公を使う場合になら採用が考えられるか。
また、このカードの条件は出撃時なので、既にエマが戦場にいてクラスチェンジで場に出した場合、効果が使えない点は注意が必要。
前述の通り戦場では極めて取り回しが悪く貧弱な性能なので、このカードを放置されて効果が使えなくなる可能性が十二分にあるのは麗しき歌姫 リアーネより大きく劣る。
支援力はこちらの方が10高いがあちらも及第点の20はあり、総じてメダリオンを使うデッキで回収効果持ちが欲しいならあちらに軍配が上がるだろう。

  • 『サイコーの仲間たち』はカード名にエマを指定しているが、エマは複数出撃できるカードがないためわざわざ名称でエマを指定する必要はない
    (ユニット名を指定して2人以上に強化をかけるタイプのテキストは他のカードを見ても「このユニットと味方の『〇〇』~」と表記される)。
    このカードはサイファの商品展開終了が決まってからも続けられていたカード紹介で紹介された最後のカードであり、おそらく全サイファオリキャラを名称指定する事で集大成感を出すためだろう。

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