ファイアーエムブレム 烈火(れっか)(けん) [編集]

2003年4月25日発売。
ゲームボーイアドバンス用ソフトで、シリーズの第8作目。
海外版が発売された初めての作品でもある。

前作『封印の剣』の前日談であり、主に登場人物の親にあたる世代のキャラクターが登場する。
システム面は『封印』のものを受け継いだ上でブラッシュアップしている。
物語の序章でありチュートリアルを兼ねるリン編、メインストーリーと言えるエリウッド編、視点を変えて一部異なるストーリーが展開されるヘクトル編と、3人の主人公とそれぞれのストーリーが存在するのが特徴。
また、後のマイユニットの原型とも言える、プレイヤーの分身となる軍師システムが存在する。

  • 前作は「ふういんのつるぎ」と読むのに対して、こちらは「れっかのけん」である。

あらすじ [編集]

見習い軍師マーク(デフォルト名)は、行き倒れていたところをサカの民の少女リンに助けられる。
二人は共に旅をすることとなったが、その矢先にリンがキアラン候爵の孫娘であること、そして侯弟ラングレンに命を狙われている事実を知らされる。
リンは祖父との再会、そして祖父をも亡き者にせんとするラングレンを倒すべく、キアランへ向かうことを決意する。

その翌年、失踪した父エルバートを探すべく、フェレ侯公子エリウッドは旅に出る。
親友であるヘクトル、かつて手を貸したリンとも合流し、行方を辿る内に明らかとなる、暗殺組織【黒い牙】の暗躍、その影で動く謎の男ネルガルの存在。
エレブ大陸の存亡に関わる大きな陰謀に巻き込まれた彼らの、後世に知られざる戦いが幕を開けることとなる。

関連項目 [編集]

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