ドラゴン・プリンセス チキ [編集]

ドラゴン・プリンセス チキ
セリフわたし、みんなと一緒にいたい。一人ぼっちはイヤだもの!
わたし、もう氷の神殿にかえらなくていいんでしょ。
うれしい!マルスのおにいちゃん、大好き!!
収録輝く世界B15-033SRIllustクロサワテツ
出撃コスト6CCコスト-兵種固定職マムクート
戦闘力80支援力20射程1アイコン光の剣/女/竜石/竜
スキル神竜のブレス起動型
【[アクション]】主人公以外の敵を出撃コストの合計が6以下になるように好きな数だけ選び、撃破する。次の自分のターン中、このユニットは未行動にならない。
スキルさよなら、こわいゆめ自動型
[1ターンに1回]このユニットが未行動になった場合、自分の手札から<光の剣>のカードを1枚選び、出撃させてもよい。

考察 [編集]

ついに出撃コスト6の大台に乗ったチキ光の剣のコスト6は初である。
元々の戦闘力が80になった一方、戦闘力アップのスキルは持ち合わせておらず、眩き光竜の神子 カムイ(男)などに近い数値設定である。

『神竜のブレス』はアクションで主人公以外の敵を一定範囲で撃破するスキル。
ただし使用すると2ターン後まで未行動になれなくなる。
低コストユニットであれば何体も撃破できるが、出撃コスト4以上の敵を含むとあとは出撃コスト2以下にしか手をつけられなくなるため、行動2回を失っていると考えると割に合わない。
出撃コスト3のマムクート2体なら、撃破に手間取りやすいことも加味してなんとか釣り合うという程度。
出撃コスト0なら撃破し放題なので、異形の兵士 屍兵などは何十体いても一掃できるが、メタありきで使うには重すぎるカードである。

ただし、リゲルの黒騎士 ジークと併用すると主人公以外のあらゆる敵を6体まで自由に撃破できるスキルになる。
あちらから見ると、フィニッシャーも兼ねるブラックナイツ カミュと競合するが、一考の余地はあるだろう。

『さよなら、こわいゆめ』は未行動になるだけという緩い条件で光の剣に限るが手札から出撃コストを問わず1枚出撃可能という強力なもの。
基本、ターン開始時に発動するので出撃フェイズ前に行えるのは光の剣としてかなりの利点で、オーバークラスのカードを下級職なしで2枚抱えている状況で、ターン開始時に1枚目を出撃させ、出撃フェイズにCCコストだけでクラスチェンジさせてスキルを発動することも可能。

しかし、『神竜のブレス』を使ってしまうと2ターン後まで待たなければならず、二つのスキルは噛み合っていない。
そもそも使わなくても1ターンは生き残らないといけないので、いくら戦闘力80があると言っても非主人公では安定して発動させにくい。

踊り子などの再行動要員を併用すれば出撃したターンから発動可能。
ただし、ただでさえ重い出撃コストを圧迫する可能性があり、しかも踊り子の中でも使いやすいキャラバンの踊り子 オリヴィエ運命の遭逢 ニニアンはいずれもこのカードが対象外である。
主人公として使えるすべての路の果てに アクアとなら比較的相性が良いと言えるか。

主人公ならレベルアップした次のターンからは発動を全く邪魔されないので、安定して強力。
とはいえ出撃コスト6であり、チキとしてはCCコスト4の目覚めし竜王の娘 チキの総合的な使いやすさに対しては分が悪い。
目覚めし竜王の娘 チキは長引けば絆カードがどんどん余ってくるのでスキルに頼らずとも出撃フェイズで展開すればよく、スキルで戦闘力80になるので終盤でこのカードに乗り継ぐ必要性も少ない。
逆に出撃コスト1のチキからレベルアップなしで絆カード6枚まで耐えるというのはさすがにリスクが目立つ。

このカードを主軸に据えたいなら、『運命の動く時』持ちを主人公にして途中まで戦い、このカードを出撃させられたらHSで交代するというのも考えられる。
光の剣ではない目覚めし竜王の娘 チキにはできない動きになる。
交代前の主人公が多少手札に溜まっていても、『さよなら、こわいゆめ』による展開力があれば腐るということはないだろう。

  • 竜石ユニットの天敵である運命の聖女 ディアドラとは他のユニットと比べても非常に相性が悪い。
    未行動になれなくなると両方のスキルが封じられてただの置物になってしまうし、『神竜のブレス』のデメリットで未行動になれなくなっている間にあちらの出撃を許すリスクが高い。
  • 『さよなら、こわいゆめ』と似た効果を含むスキルに予言されし勇者 アルムの『宿命の聖痕』がある。
    あちらは出撃コスト5以下という制限がかかっているが、こちらのスキルは一切制限がない。
    光の剣で出撃コスト6以上のカードは、このカードを除けば蘇りし暗黒竜 メディウスのみだが、あちらが戦闘力100・射程1-2、と極めて強力な戦闘能力を持ち、手札にとりあえず持っておいても疑似回避として使えるため、こちらの起動時に手札に持っておくのは難しくなくこの差は大きいだろう。
    無論こちらはアルムを出撃できるし、あちらは5コスト以下の光の剣に該当する一部だけとはいえチキを出撃できるため、そのあたりで差別化はされているといえる。

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