予言されし勇者 アルム [編集]

予言されし勇者 アルム
セリフここまでだ、ドーマ……!
もう悲劇を繰り返したりはしない!
収録響地轟轟B09-001SRIllust竜徹
出撃コスト5CCコスト4兵種上級職勇者
戦闘力70支援力20射程1アイコン光の剣/男/剣
スキル[HS]響鳴する魂起動型
[1ターンに1回]【[リバース1]】自分の<光の剣>の主人公からこのユニットに主人公を交代する。
スキル宿命の聖痕自動型
自分の主人公の攻撃で敵を撃破した時、自分の手札から出撃コストが5以下の<光の剣>のカードを1枚選び、出撃させてもよい。
スキルもうひとつのファルシオン常時型
このユニットが<竜>か<魔物>を攻撃している場合、このユニットの戦闘力は+20される。

考察 [編集]

シンボルからに限られるが主人公を交代するという前代未聞のスキルを持ち、さらにそれとシナジーするスキルを持つ。
『宿命の聖痕』は、単純に考えても容易に手数を増やせる強力なスキルだが、他のユニットからこのユニットに主人公を交代することで、1ターン中での撃破のチャンスが2回に増えることになる。
さらに、同じHSを持つ女神の血を継ぎし者 セリカを用意すれば、もう1回チャンスを作ることができる。
出撃コスト5同士とはいえ、手札にさえあれば『宿命の聖痕』で出撃させればいいので流れるようなコンボが成り立つ。

主人公を交代するということ自体には、さまざまなメリットやデメリットがある。
元の主人公が長期戦に向かない場合に、戦闘力70のこのユニットに交代するのはメリットたりえる。
しかし、神速回避札も当然変化するため、アルムを大量に採用しないと確保しづらくなるのが問題になりやすい。
上記のコンボ自体、1ゲームに2回以上は狙いづらいので、そのターンで仕留めきれなかった場合、神速回避できないこのユニットが返り討ちに遭う、ということもある。
逆にうまくやれれば、元の主人公とアルムの同名ユニットをフル活用して普通では難しい延命も可能。

全体の難点としては、やはり撃破誘発ゆえの安定性の低さで、特に非主人公かつHSを使わない場合、出撃コスト5でありながら神速回避1回でバニラ同然に陥ってしまうリスクが大きい。
初めから主人公として使う場合、継続して攻撃を続ける中で何度も神速回避されるということは少ないだろうが、何分CCコストが重いため、1回2回の不発が致命的なテンポの遅れを招くことも多い。
できればやはりHSを使いこなしたいところである。

同じく光の剣用のHSである『運命の動く時』の登場により、動きの幅が広がった。
アルムを主人公として使う場合でも、『運命の動く時』持ちを出撃させるだけでリバースも使わずに2回誘発を狙うことができ、女神の血を継ぎし者 セリカも絡められれば3回目も可能。
『運命の動く時』持ちを主人公にすれば、このカードを出撃させるだけで2回、そのうち1回誘発すれば出したユニットを主人公にして3回(すでに他の味方がいる状態なら誘発なしでも可能)、そこから女神の血を継ぎし者 セリカを出せれば4回目に到達し、凄まじい大量展開と連続攻撃が成立する。
女神の血を継ぎし者 セリカは交代にコストがかかるので、その攻撃が失敗して『運命の動く時』を余らせてしまうリスクを考慮すると後から出した方が安全だが、手札が不十分でリバースの余裕がある場合は先に出して『運命の聖痕』で供給を狙いたい。
注意点は、コンボを完遂すると必然的に女神の血を継ぎし者 セリカか『運命の動く時』の対象が主人公になった状態でターンが終わるので、主人公が隙を晒しやすいことである。

『もうひとつのファルシオン』は竜だけでなく魔物にも特効がある。
魔物で比較的汎用的に用いられるのは蘇りし竜 ドラゴンゾンビくらいだが、蘇りし竜 ドラゴンゾンビを始めとする通常の魔物は神速回避不可のデメリットを持つので、このカードが主人公の場合『宿命の聖痕』を通すための格好のターゲットとなる。

  • 元々サイファの総合フロアルール(競技性の高い大会用のルール)として「主人公カードと他カードのスリーブの様式を変えてはいけない」とあるが、
    HSを持つカードを使う場合、撃破された元主人公のカードが混ざる可能性があるので、カジュアルな対戦でも必ず統一するようにしたい。
  • 変幻自在 チェイニーでHSをコピーすることで、チェイニーを主人公にできるようになった。
    必殺攻撃ができるか単純に撃破できそうな敵がいるなら、『宿命の聖痕』の誘発機会を増やすために行う意味は一応ある。
    手札に余裕があるなら、『宿命の聖痕』が2倍発動する点も強力になる。
    • 『運命の動く時』が登場した現在では、特にコピーするまでもなく主人公になれる。

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