ファイアーエムブレム 暗黒竜(あんこくりゅう)(ひかり)(つるぎ) [編集]

1990年4月20日発売。
ファミリーコンピュータ用ソフトで、シリーズの第1作目。
同社開発の「ファミコンウォーズ」をベースにキャラクター性を重視して制作されたシミュレーションRPGの草分け的存在。
シリーズを語る上で欠かせない「死んだ仲間は復活しない」というシビアなゲームシステムも本作からである。

  • 第3作目の『紋章の謎』は本作のリメイク。
  • 「光の剣」の読み方については公式でも統一されておらず、「ひかりのけん」と読まれている場合も多い。

ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣 [編集]

2008年8月7日発売の、本作のリメイク作品。
ニンテンドーDS用ソフトで、シリーズ第12作目。

ある程度は原作をベースとしているが、全体的には直近の作品に近いシステムになっている。

  • リメイクで追加された新キャラクターは、その大半が「味方ユニットが15人以下の場合」のみ出現する外伝での加入(元から味方ユニットが多いのもあり、15人以下にしようとするとどうしても意図的に死者を出し続ける必要が出てくる)、それ以外も何かしら味方ユニットの死亡を前提とした形で加入するようになっている。
    この作品において最も物議を醸した部分と言え、以降の作品には引き継がれなかった要素である。
    なお、『新・紋章の謎』では彼らも普通の方法で加入する。

あらすじ [編集]

暗黒竜メディウスと闇の司祭ガーネフ率いるドルーア帝国の侵攻によって、平和だったアカネイア大陸は戦乱の世を迎える。
ドルーアの魔の手はアリティアにまで伸び、アリティアの王子マルスは父母を失い、姉をドルーアに攫われてしまうが、忠臣達の手によって辺境の島国タリス王国に落ち延びる。
それから数年後、タリスの王女シーダからタリスの城が海賊の襲撃を受けている事を報されたマルスは、共に落ち延びたアリティアのわずかな兵を率いてタリス解放に向かう。
この戦いはマルスにとって祖国解放への第一歩であり、アカネイアの存亡を掛けた暗黒戦争の始まりを告げるものであった。

関連項目 [編集]

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