#author("2019-03-23T18:02:46+09:00","","")
#author("2020-08-29T07:47:49+09:00","","")
*霧の妖婦 ロキ [#gf9c1db5]
|85|20|75|20|35|25|70|45|100|c
|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(16):CENTER:COLOR(#551111):''霧の妖婦 [[ロキ]]''|h
|~出撃コスト|CENTER:3|~CCコスト|CENTER:-|~兵種|>|CENTER:下級職|>|CENTER:プリースト|
|~戦闘力|CENTER:50|~支援力|CENTER:20|~射程|CENTER:2|~アイコン|>|CENTER:女/杖|
|~スキル|>|>|>|>|>|>|''逝かせてあげるわ''|起動型|
|~|>|>|>|>|>|>|>|戦闘力が80以上の敵を1体選ぶ。ターン終了まで、その敵の戦闘力は-10される。|
|~スキル|>|>|>|>|>|>|''悪戯な毒霧''|起動型|
|~|>|>|>|>|>|>|>|【[アクション],[リバース2]】相手の手札が5枚以上の場合、相手のオーブを1つ選び、退避エリアに置かせる。相手は自分の手札を1枚選び、オーブに追加してもよい。|
|~セリフ|>|>|>|>|>|>|>|うふふ。あなたは私がたっぷりかわいがってあげる…|f
|~収録|>|>|>|>|[[炎と鋼と想と哀と]]|B13-093HN|~Illust|とよた瑣織|f

**考察 [#laa3dfa6]
『逝かせてあげるわ』は''ノーコストの起動型スキルでありながら回数制限がない''ため、たとえ戦闘力が200の敵がいたとしてもすべて戦闘力70まで下げることが可能。
ただしあくまで攻撃が通りやすくなるだけで、敵からの攻撃は凌げない。
また、このユニット自身は戦闘力50であり生き残ることは望みにくく、発動したターンにできるだけ多く敵を撃破したい。
対象となる敵がいればどのようなデッキでも一定の効果は発揮するが、こちらの戦闘力が60以下では70に落としても撃破しにくく、逆に高いと、このスキルを必要とする敵が少なくなる。
そのため、戦闘力70~80ぐらいのユニットを多く並べる、もしくはその戦闘力帯のユニットが複数回攻撃するデッキで、特に有効である。

敵の人数も一切問わずに何度でも発動できる都合上、相手ターンまで持続する凱歌系スキルの効果をある程度抑えることが出来る。戦闘力70まで上がってしまった敵には無意味だが、それ以上まで上がってしまい、必殺でしか倒せなくなってしまった複数の敵には効果は絶大である。
相手ターンまで持続する凱歌系スキルに対した場合、場合によっては凄まじい効果になることもある。
小粒で+30しても70以下となる敵には無意味だが、大きめのユニットが並んでいる場合は凄まじい勢いで下げることができる。

『悪戯な毒霧』は、オーブを除去する代わりに手札からオーブを追加させるため、オーブから手札に加わるはずだったカードを失わせる特殊なハンデスと言える。
ランダムに手札を1枚減らす手段として見るには重いが、[[伝説の軍師 ルフレ(女)]]や[[究極の聖女 ジェニー]]などで任意に選んで追加したオーブを手札に加えさせない、というのが最大の使い道と言えるだろう。

出撃コストやスキルのコスト、[[シンボル]]の有無など色々と違いはあるが、似たような内容でオーブの追加自体がない[[幸せな夢と共に カタリナ]]には大分見劣りする。
オーブの追加を禁止する[[鏖殺の魔女 スラシル]]を出しておくと、こちらも一方的にオーブを除去するスキルとして使うことができる。

どちらも特定のカードに対するメタの要素が強いスキルであるため、環境によって強さが変わるカードと言える。
どちらも特定のカードに対するメタの要素が強いスキルであり、スキルを使えない時の使い道に乏しい性能であるため、環境によって強さが極端に変わるカードと言える。
登場当時は戦闘力80を大きく上回るケースはかなり希少だったが、第18弾の[[炎をその身に宿せし者 ベレト]]を皮切りに最後期の環境では主人公が戦闘力100を超えるケースがありふれるようになり、全体強化で戦闘力80が並ぶといったことも増えたため、『逝かせてあげるわ』が汎用性・爆発力の両面で大きく地位を高めた。
一方で『悪戯な毒霧』に関しては良くも悪くも目立った変化はない。

-『悪戯な毒霧』は、[[狡猾なる竜将 ナーシェン]]と同じく手札を退避エリアに置かせるわけではないので、[[クリミアの副宰相 ユリシーズ]]などのハンデス対策スキルに引っかからない。

-他のムスペル王国の高コストユニット同様、敵の戦闘力をアップさせるスキルとは相性が良く、どんなに戦闘力を上げてしまっても自分ターン中は70にまで落とすことができる。
また、敵味方問わず[[暗夜王国を統べる者 マークス]]の『一騎討ちの舞台』が有効な状況で、そのスキルの対象を70に戻した上、さらに表向きのオーブを除去して(味方なら他のカードで裏向きに戻すなどして)『一騎討ちの舞台』を無効にすると、戦闘力40にまで落とす事ができる。

-[[金毛の妖娘 キヌ]]や[[イノセント・キラー ピエリ]]などの緩い条件で戦闘力が常に上がってしまうユニットに対しても相手の戦闘力アップを70までに抑えることが出来る。特に[[『次は次はー?』>金毛の妖娘 キヌ]]のせいで大量の出撃を渋る必要が無くなるのはかなり強力であろう。

//-一見して[[蒼焔の神将 アイク]]を始めとした非常に高い戦闘力を発揮するユニットへのメタカードにも見えるが、あくまでそれらのユニットにも他と変わらず攻撃が通るようになるだけで、「相手の戦闘力が高いほど大きな利益を得られる」と言う訳ではない。
//扱いとしては「戦闘力にかかわらず敵を撃破出来る」撃破スキルに近いものである。
//「運が良ければ通る80を高確率で通せる70にする」と「絶対に通らない140を高確率で通せる70にする」は明らかに後者の方が利益大きいでしょ
//確かにたくさん減らした方が得なように見えるけど、スキル使った後の状況はどっちも70にするだけで同じでしかないんだよ。メタってのは「相手が高い攻撃力の方が嬉しい」ぐらいまでいかないと。実際、撃破スキルは「普通に攻撃が通りそうな80」から「まず通らない200」まで平等に撃破出来るけど、「だから撃破スキルは高攻撃力メタ」とは誰も言わないでしょ、それと同じ。
//確かにそれにメタという呼称を用いることは普通ないけど(もしそこが問題ならメタという表現を避けても構わない)、撃破スキルも対象にできる敵の戦闘力が高い(攻撃で撃破しにくい)ほど有効なのは事実なのでは? 例えば、「戦闘力が80と60で同等に処理したい敵がいて、その敵に対しては攻撃の他に無条件1体撃破できるスキルが1回使える」として、回避や同名など他の部分を考慮しないなら当然80の方をスキルで撃破するはず。ロキの有効度合いもそういうことだと思うけど。
//コメント欄まで議論が及んでいるのでひとまず隠します。
**関連ページ [#rdfe34d2]

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&tag(ロキ,シンボルなし,女,杖,戦闘力50,支援力20,とよた瑣織);