#author("2018-08-16T10:41:49+09:00","","")
#author("2020-03-30T18:01:04+09:00","","")
*裁きの白狼 ロイド [#h492f544]
|85|20|75|20|35|25|70|45|100|c
|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(16):CENTER:BGCOLOR(#800080):COLOR(#FFDDFF):''裁きの白狼 [[ロイド]]''|h
|~出撃コスト|CENTER:4|~CCコスト|CENTER:3|~兵種|>|CENTER:上級職|>|CENTER:ソードマスター|
|~戦闘力|CENTER:70|~支援力|CENTER:10|~射程|CENTER:1|~アイコン|>|CENTER:神器/男/剣|
|~スキル|>|>|>|>|>|>|''白狼の牙''|自動型|
|~|>|>|>|>|>|>|>|[1ターンに1回]自分のターン中、相手の支援カードが支援に失敗した時、このユニットを未行動にする。|
|~スキル|>|>|>|>|>|>|''黒き因果''|常時型|
|~|>|>|>|>|>|>|>|このユニットを支援しているカードは相手の支援カードが持つ支援スキルを得る。ただし、同じスキル名の支援スキルは1つしか持てない。|
|~セリフ|>|>|>|>|>|>|>|【牙】は、何者も逃がさない。|f
|~収録|>|>|>|>|[[士道を征く]]|B07-044SR|~Illust|黒葉.K|f

**考察 [#q5d538b4]
1つ目のスキル『白狼の牙』は、[[緋怨の修羅 ルトガー]]などと同様にノーコストで再行動できる強力な効果。
狙って支援失敗を起こさなくても、とにかく味方の攻撃で1回支援失敗が起こればいいので、攻撃回数と運に任せてもそれなりに発動が見込める。
チャンスを逃さないためには、このユニットから最初に攻撃しておくことが鉄則となる。攻撃する時点で行動済みになるので、もしこのユニット自身の攻撃において支援失敗しても効果発動のタイミングを逃すということはない。

こちらから支援失敗を引き起こせるカードとしては、[[弔いの剣狼 ロイド]]、[[剣聖を継ぐ者 フィル]]、[[禁断に触れし者 ネルガル]]、[[勇将の軍師 セネリオ]]がある。
こちらから支援失敗を引き起こせるカードとしては、20弾時点で[[弔いの剣狼 ロイド]]、[[剣聖を継ぐ者 フィル]]、[[禁断に触れし者 ネルガル]]、[[勇将の軍師 セネリオ]]、[[紅瞳の名軍師 セネリオ]]がある。
[[勇将の軍師 セネリオ]]は支援失敗自体を目的にしたカードではないので条件が厳しく、シンボルも違うので頼るのは難しい。
[[紅瞳の名軍師 セネリオ]]も同じくシンボルが違うが、戦闘力80以上が現れないと使えないのでタイミングをかなり選ぶので頼り切るのはお勧めできない。
[[禁断に触れし者 ネルガル]]は戦場にさえ出せば安定性抜群だが、支援力0なので支援時にはこのカードの足を引っ張りやすく、頼れるほどの枚数を積むのはリスクが高い。
[[弔いの剣狼 ロイド]]は支援と攻撃の対象を選ぶ必要があるが、適宜支援を操作して確実な誘発を狙うのがよい。
[[剣聖を継ぐ者 フィル]]は自身にもデッキトップ操作が備わっているので状況次第ではそちらで狙ってもいいだろう。
確実性では劣るが、[[冷酷なる蒼鴉 ウルスラ]]は単独である程度の誘発を狙っていける。

2つ目のスキル『黒き因果』は、自身の支援カードが相手の支援スキルをコピーするという変わった効果。
相手の構築に依存するため変則的だが、天空の紋章、暗闇の紋章など、汎用性が高いものは多いので全く役に立たないということは少なく、大きなアドバンテージになることも望める強力なスキル。
相手の支援が成功していないと機能しないので『白狼の牙』とはミスマッチだが、それほど気にする必要はないだろう。

-支援スキルを発動する順番はこのカードのプレイヤーが選択できる。
--支援力Xの支援スキルは「支援力は○○になる」というスキルのため、両方が支援力Xであった場合、どちらかの効果で上書きすることになる。例えば支援力X(30)と支援力X(20)の場合、支援力は50にはならず、30か20のどちらかである。
--片方のみが支援力Xであった場合、支援力Xの支援力+もう片方の支援スキルの効果になるが、支援スキルの順番次第で結果が変わる場合がある。
戦闘力ではなく支援力が変化する[[宿命の竜少女 ニニアン]]が該当し、例えばもう片方が支援力X(30)の場合、支援力X(30)を先に実行してから『氷竜の化身』で+30することで支援力60を得られる(逆の順番で実行すると、『氷竜の化身』で+30されてから支援力Xの効果で支援力30になるので無駄になってしまう)。

-敵味方問わず、[[狡猾なる竜将 ナーシェン]]が戦場に出ていると、『黒き因果』の恩恵を受けることができない。
自分が出している場合はコピーする支援スキルが消えるため、相手が出している場合は、コピーして来た支援スキルが消されてしまうため。

-このカードに対する支援が失敗している場合、相手の支援スキルを得る自分の支援カードがないので効果を発揮できない。

-英雄の紋章などのシンボルを指定するものを得た場合、それが[[神器]]でないといけないので発動しにくい。
逆に言うと、神器同士のミラーに強いと言える。
神器主体のデッキなら支援スキル自体が多くなるはずなので、シンボル指定があろうがなかろうが有利になりやすい。
ただし、支援力Xを重視したデッキだと、効果がこちらには全く噛み合わず不利に働くというケースもありえる。

-忍術の紋章や抵抗の紋章を得ると、本来出てくるはずもないカードが出撃する可能性がある。
条件やコストが厳しくなるが[[『天かける王女』>愛と友情の翼 ターナ]]も同様。

--一般的なデッキにおいてはそれほど採用率が高いスキルではないが、これらの支援スキルを多用するデッキに対しては非常に有利といえる。
手数が増えることにより『白狼の牙』の発動機会が増えるのも嬉しい。

--幻影の紋章でもいいが、このユニットがいる上で同じミラージュマスターを使っている場面はなかなかないだろう。

-相手の支援カードが[[創られし命 リムステラ]]だった場合、デメリットの巻き添えになる上に戦闘にもほぼ負けるという、踏んだり蹴ったりの状態にもなりうる。
[[リムステラ]]の支援スキルは攻防型なので、相手のターンでデッキトップ操作によって意図的に狙われる危険もある。

-しばしばこんがらがりやすい点として、攻撃型か防御型の支援スキルの場合、条件が合ってスキルを発動できるのは常にどちらか片方。
相手が攻撃してきて天空の紋章を出していても防御側であるこちらには発動できないし、こちらが攻撃して相手が防御で天空の紋章を出しているならその逆である。

**関連ページ [#z247e594]
-[[荒々しき狂犬 ライナス]]
-[[冷たき金色の瞳 エフィデル]]

-[[弔いの剣狼 ロイド]]
-[[闇に咲く黒花 ソーニャ]]

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&tag(ロイド,神器,男,剣,戦闘力70,支援力10,黒葉.K);