#author("2021-06-21T10:24:09+09:00","","")
#author("2021-06-21T11:16:12+09:00","","")
*究みを目指す剣聖 ワユ [#ca0dee5d]
|85|20|75|20|35|25|70|45|100|c
|>|>|>|>|>|>|>|>|SIZE(16):CENTER:BGCOLOR(#00AA00):''究みを目指す剣聖 [[ワユ]]''|h
|~出撃コスト|CENTER:5|~CCコスト|CENTER:3|~兵種|>|CENTER:最上級職|>|CENTER:剣聖|
|~戦闘力|CENTER:70|~支援力|CENTER:10|~射程|CENTER:1|~アイコン|>|CENTER:メダリオン/女/剣|
|~スキル|>|>|>|>|>|>|''修行の成果をみせてあげる''|自動型|
|~|>|>|>|>|>|>|>|このユニットが成長するたび、ターン終了まで、このユニットの戦闘力は+10される。|
|~スキル|>|>|>|>|>|>|''[LvS3]いざ、尋常に勝負!''|常時型|
|~|>|>|>|>|>|>|>|このユニットの攻撃は主人公以外の敵に神速回避されない。|
|~スキル|>|>|>|>|>|>|''[LvS5]本番はここからだよ!''|起動型|
|~|>|>|>|>|>|>|>|[1ターンに1回]【[リバース1]】このユニットを未行動にする。([LvSX]はこのユニットの重ねられたカードの合計がX枚以上の場合に有効になる)|
|~セリフ|>|>|>|>|>|>|>|あたしが用があるっていえば、それはたった1つだよ。|f
|~収録|>|>|>|>|[[英雄たちの凱歌]]|B22-053R|~Illust|店主マイトオ|f

**考察 [#g3db03ab]
2つのLVSと成長時に戦闘力が+10されるスキルを持つ。
しかしこれだけ成長関連の効果を持っておきながら一切の自力成長効果を持たず、他のカードでサポートしなければ真価の発揮すらままならない。
一応1コストワユはリバースを使っての成長効果をもつが、序盤はそもそも退避が肥えていないため安定した成長の連発が難しいという課題がある。
LVS3どまりでは主人公も回避不可とさせる[[宿敵を待つ少女 ワユ]]以下の性能しかないため、このカードを使うならLVS5まで目指すのが前提のカードだろう。
しかし前述のとおり自力成長を一切もたず、LVS5という苦労を重ねなければならない条件を達成して得られる効果が『1リバースで』『1ターンに1回だけ』再行動とあまりにも手間に見合っておらず、支援力10のワユを複数積んで得られるリターンとしてはあまりに弱いのがネック。
自力成長なしでのLVS5というのは、[[塗り替えられぬ伝説 ガウェイン]]や[[王牙の後継者 スクリミル]]のように達成さえすれば絶大な破壊力を持つものが一般的であり、それらと比べると明らかに効果が見劣りする。

同条件のカードを使いやすい[[真金の教導者 ティアマト]]主人公デッキでは、今度は『修行の成果をみせてあげる』が死にスキルとなってしまい、回避不可で非主人公を確実に撃破するこのカードの役割が、[[ティアマト]]や[[ワユ]]の支援値が10であることもあり、戦闘力70では単純に支援力勝負に負けて確殺の役割が遂行できない可能性が十二分に発生してしまう。
非主人公の撃破という点では[[ゴルドアの王子 クルトナーガ]]を始めとした優秀なカードが多いため、このカードの支援力が10なのも含めてあまりに悲しい状況である。

シンボルこそ異なるが、同じ出撃コスト5にはこのカードの『修行の成果をみせてあげる』『本番はここからだよ!』を併せ持ったような[[神に刃を向ける者 エーデルガルト]]がおり、このカードがLVS5でやっと使用できる効果をあちらは一切の制約なく使え、成長と味方ユニットの優勢ではどちらが大変かは一目瞭然であり、他シンボルを採用できるならこのカードは正直使いづらいと言わざるを得ない。
前述の[[神に刃を向ける者 エーデルガルト]]よりCCコストが1低いという利点があるが、3~4ターンにこのカードにクラスチェンジできてもLVSが達成されていないことがほとんどなため、そもそもクラスチェンジで出す意味があまりないのも逆風。
いっそ『いざ、尋常に勝負!』を重視せず、LVS5で主人公に2回攻撃して相手の主人公に回避の負担をかけれるシンボルが[[メダリオン]]のカードと割り切っても、同出撃コストには[[天空の王者 ティバーン]]がおり、支援や戦闘力など様々な面でこのカードより使いやすい。
回避がない主人公の2回撃破を狙う、といった点を見ても、LVS5が達成できるほどゲームが進行した状態で主人公の回避が1枚もない状況はそもそも稀であり、同シンボル・同出撃コストには疑似2回撃破の[[塗り替えられぬ伝説 ガウェイン]]がおり、こちらは強力な除去効果付きである。

そもそも他力でLVS5になるまで複数回成長する前提であれば、こちらと同様に神速回避不可と再行動効果をもつ[[メダリオン]]の出撃コスト5ユニットとして[[獅子の末裔 ソーンバルケ]]が存在する。
あちらは『ノーコスト』で使用可能であり、LVS5を他力で成長させる前提ならばあちらのほうが当然優先して採用となる。
再行動も回避不可もこのカードより遥かに使いやすいものが多く、ハッキリ言って真面目にデッキを組んだ際に採用されることはまずないだろう。
あちらは『ノーコスト』で使用可能であり、LVS5になるまで何度も成長を他力で繰り返す前提ならばあちらのほうが当然使いやすい。
再行動も回避不可もこのカードより遥かに使いやすいものが多く、ハッキリ言って真面目にデッキを組んだ際に戦場での戦力として採用されることはまずないだろう。

総じて非常に厳しい立ち位置にあり、このカードは現在のカードプールでは何が強みなのかわからないというのが正直な寸評となってしまう。

良くても[[ワユ]]主人公で予備CC先兼[[ワユ]]のかさまし程度としかならないだろう。
しかし1コストから直接このカードにクラスチェンジすると全てのLVSが死んでいるうえに、他のCCコスト持ち[[ワユ]]の性能はというと[[頂へ昇る剣士 ワユ]]は本命を回収しやすい優秀な繋ぎ能力を持ち、[[勝負!勝負!また勝負! ワユ]]はサブとして優秀で腐りにくい汎用的な効果を持ち、[[宿敵を待つ少女 ワユ]]は自力成長付きで主人公『も』回避不可を押し付けれて自己完結しているとどれも優秀で、他のどのワユを軸にするとしてもこのカードをサブとして優先して入れたい[[ワユ]]はなく、ワユのかさましとしても『攻撃の紋章』を持つ1コストに軍配が上がり、前述3種類のCCコスト持ち[[ワユ]]を採用してまだ[[ワユ]]が足りないといったことはまずありえないだろう。
強いていうなら自身の出撃コストの重さを逆手に取り、[[次代の竜鱗の王 クルトナーガ]]にギリギリ対応している出撃コスト5である点を生かして、前述の通りの悲惨な効果は諦め戦場に出さない前提で[[ワユ]]ネームの必殺・神速回避札としての採用となるか。
強いていうなら自身の出撃コストの重さを逆手に取り、[[次代の竜鱗の王 クルトナーガ]]にギリギリ対応している出撃コスト5である点を生かして、前述の通り悲惨な効果は諦め戦場に出さない前提で[[ワユ]]ネームの必殺・神速回避札としての採用となるか。
**関連ページ [#gd6b93be]

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