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#author("2020-10-16T09:11:30+09:00","","")
*ファイアーエムブレム ヒーローズ [#wdcddc42]

2017年2月2日に日本含む約40ヶ国で配信を開始した、スマートデバイス向けのアプリケーション。
ファイアーエムブレムシリーズには数えられず、ある種の「外伝」のような位置の作品である。

本作では「if」をベースにしたUIと、スマートデバイスならではのタッチ操作でユニットを移動させて戦闘を行う。
そして、これまでの作品で登場したキャラクター(この作品では「英雄」と呼称する)を「オーブ」と「召喚石」で召喚し、彼らとともに戦うというコンセプトになっている。
新たな要素や独特のシステムも多く存在しており、一例を挙げると、

-杖ユニットが攻撃できる(魔法と同様の扱いだが、ダメージは通常の半分)
-一部のキャラクターは原作・サイファで使用しなかった武器を使用する([[パオラ]]が「剣」を持つ、[[ジャファル]]が「暗器」を持つ、[[エフィ]]が「弓」を持つ、など)
-全てのキャラクターにボイスがつく(過去作でCVがついていた場合は原則的にその作品のキャスト、それ以外の場合は本作オリジナルのキャスティング)

また、過去作のBGMや良く似たマップなど、これまでのFEシリーズの要素も取り込んでいる。
なお、2017年11月より「ストーリー第2部」の配信、2018年12月からは「ストーリー第3部」、加えて2019年12月からは「ストーリー第4部」の配信が開始された。

サイファにおいては第10弾で参戦。「英雄たちが集う世界」になぞらえてか、[[シンボル]]を持たないカードとなっている。
これの特性については[[シンボルなし]]のページを参照。

様々な作品のキャラが登場する作品だが、[[無双>ファイアーエムブレム無双]]とは異なり、カード化はオリジナルキャラクターがメイン。
他作品を原作とするキャラクターはごく一部のみが、[[プロモーションカード]]や、[[絆の戦士たち篇]]・[[英雄たちの凱歌]]といった特殊な弾で参戦している。
なお、第2部のキャラクターは第13弾に、第3部のキャラクターは第16弾に、第4部のキャラクターは第21・22弾に収録されている。

***あらすじ(第1部) [#z294cc5f]
あらゆる「異界」の支配を目論む「エンブラ帝国」と、それに抗う「アスク王国」の2つの国が存在する世界。
しかしエンブラ帝国の攻勢によって、アスク王国は滅亡の危機に瀕していた。
アスク王国の王子である[[アルフォンス]]とその妹[[シャロン]]、彼らが所属する特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」の隊長[[アンナ]]によって、その世界に突如召喚された召喚士「エクラ」(デフォルト名)は、英雄を召喚できる銃のような神器を携えていた。
エクラは「ヴァイス・ブレイヴ」の一員となり、果てしない戦いに身を投じていくこととなる……。

***あらすじ(第2部) [#vf8ea0f3]
エクラを迎え入れてから平和な日々を過ごしていた特務機関だが、突如としてアスク王国の東にある「豊穣の丘」に謎の敵軍が来襲。
敵はエンブラ軍の旗を掲げていたが、アルフォンスたちは謎の「消えない炎」に気づく。
そこから『その者、炎に包まれ、海を渡り来る』『その炎、不死にして不滅。決して消えることなし』
『山は焼け、木は倒れ、水は乾き、海は呑まれ、天は焦げ、月は堕ちる』『世界は炎に包まれ、滅ぶ』という預言書の一節を思い出す。
先に進むと、炎の国「ムスペル」の王である[[スルト]]と彼に滅ぼされた氷の国「二フル」の姫である[[フィヨルム]]が戦っていたが、フィヨルムは倒れてしまう。
フィヨルムを保護し、拠点に戻り再び出撃するも、スルトには攻撃が通じず、再び退くこととなる。
そして、スルトの傍らには、同盟を結んだと言う[[ヴェロニカ]]の姿もあり……

***あらすじ(第3部) [#t0b4cab8]
「ムスペル討伐」という大偉業を成し遂げ箔がついた特務機関に、アルフォンスとシャロンの母親であるヘンリエッテが訪れ、「父親グスタフ]が呼んでいる」という情報を持ちこんだ。
特務機関の一行はヘンリエッテと共にアスクの王城に向かうが、道中でエンブラ兵ならざる謎の兵と相対する。
それを倒したものの、その兵たちは亡霊のように消えていった。ヘンリエッテによると、死の王国「ヘル」の尖兵にされていたという。
さらにはその道中で驚異的な腕前の魔剣士[[リーヴ]]、超常的な魔力の魔女[[スラシル]]と対峙しながらも先に進む。
しかし、その途中でどちらにも振れないようなヘルの姫[[エイル]]が現れ、倒されることを望むもアンナの判断により「捕虜」として保護されることになる。 
グスタフはアルフォンスにヘルの境を築く壁が破壊され、軍勢が進撃していることを伝え、先行偵察を命じる。
しかし、無茶な作戦を強行したが故にアルフォンスは大目玉を食らってしまう。
その少し後、グスタフから作戦の同行とヘル王ヘルに二十年前の大戦で大きな傷を負ったこと、ヘルが強弱で測れないほど恐ろしい「死」そのものであることを聞かされる。
そして、エイルの予知に近いものでアルフォンスの命が失われると伝えられる。
そのとおりに、ヘルによってアルフォンスは「九日後に死ぬ」という呪いをかけられ…

//***あらすじ(第4部) 


***関連項目 [#i56a5e09]
-[[クロスローズ]]
-[[炎と鋼と想と哀と]]
-[[勇気よ燃ゆる魂よ]]
-[[劫火の嵐]]
-[[シンボルなし]]

--[[クロスローズ]]
--[[炎と鋼と想と哀と]]
--[[勇気よ燃ゆる魂よ]]
--[[劫火の嵐]]