幻影異聞録♯FE(げんえいいぶんろくしゃーぷえふいー) [編集]

2015年12月26日発売。
WiiU用ソフトで、「女神転生」「ペルソナ」シリーズで有名なアトラスと「ファイアーエムブレム」のコラボレーション作品。
純粋なRPGであり、渋谷や原宿といった現代日本を舞台にストーリーが進む。
日本の芸能人であるオリジナルキャラクターが、FEキャラをモチーフとする異世界からやって来た「ミラージュ」と契約。
ミラージュマスターとなって、こちらの世界の侵略を試みる敵ミラージュと戦う。
また、2020年1月17日にはNintendo Switch向けに移植・システムの最適化・新要素を追加したバージョンである「Encore」が発売された。

ミラージュマスターの能力の源は表現力「パフォーマ」であるため、パーティに所属するキャラが全員、表現力に優れた存在=芸能人であるのが特徴。
芸能界のサクセスストーリーと、ミラージュとの戦いが融合した、明るめのジュブナイルストーリーがベースとなっている。

戦闘システムはFEの三すくみと女神転生の弱点システムが融合したもので、どちらかの弱点を突くと「セッション」が発動し、仲間が対応したスキルで追撃をしてくれる。

サイファでは、発売から約3ヶ月後にあたる第4弾で登場。
以降は本格的な収録はなく、第14弾以降に光の剣・聖痕が収録されるたびにミラージュマスターとミラージュ1組+αが散発的に追加される形に留まっている。
ミラージュは自身の、ミラージュマスターは契約しているミラージュの原作に応じて、別途光の剣、または聖痕シンボルを持ち、『if』関係以外では唯一、明確に複数シンボルにまたがっている作品。
幻影のウタロイド チキは異なるシンボルの2種類のカードがあり、ミラージュマスターではない志摩崎 舞子バリィ・グッドマン(厳密にはバリィは元ミラージュマスター)はシンボルなしになっている。

作品固有のシンボルを持たない代わりに、この作品に属するカードは全て「幻影」アイコンを持っている。
また、カードの台詞の枠部分が、原作に登場するSNS「TOPIC」を模した特徴的なものになっている。

第4弾で登場したミラージュは全て、マスターと同じエリアにいる時に戦闘で破壊されない「[CF]カルネージフォーム」・マスターに関連するスキル・自身のマスターと同じエリアに出撃できる支援スキル「幻影の紋章」の3つを持つ出撃コスト1・戦闘力0の特殊なカードとなっている。
原作と同じユニット名を持っているため、当然そちらにクラスチェンジする事も可能。
第14弾以降では上級職ミラージュが登場しており、こちらは「[CF]カルネージフォーム」とスキル1つを持っている。

あらすじ [編集]

主人公「蒼井 樹」は待ち合わせ中に、アイドルオーディションに参加するクラスメイトの「織部 つばさ」の姿を見かける。
しかし司会者の様子がおかしく、ついには参加者を攫って異世界へと消えていった。
つばさを救い出すため、異世界に足を踏み入れる樹。そこはミラージュと呼ばれる異形の存在の巣窟だった。
ミラージュに襲われる樹だったが、眠れる表現力「パフォーマ」が覚醒し、正気を失い操られていたミラージュ「クロム」を解放する。
クロムの助けにより、つばさを襲っていたミラージュ「シーダ」を解放し、つばさを救い出す。
そして樹とつばさは、人間界を襲うミラージュ達に対抗するためミラージュマスターとして、戦いの場と芸能界に身を置くこととなる。

関連項目 [編集]

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